火龍の花嫁
あらすじ/作品情報
■切ない大人の恋愛小説が好きな人におすすめ■※作中にはストーリー上で欠かせない官能描写がございます。★Amazonロマンスカテゴリー(Kindle)ベストセラー(ランキング1位)[2019]★――恋した相手は決して好きになってはいけない相手だった幼い頃に炎を司る龍王・火龍から花嫁と定められた三娘(さんじょう)。しかし年頃を過ぎてもその相手は迎えに来ず、彼女は国王からの求婚に応じることを決めたものの、迎えに来た婚礼用の輿に乗る直前その場を逃げ出した。三娘が向かった先は亡き母の私室、そこで彼女は火龍のもとへ向かおうとかつて結納の品として授かったものを放り投げた。が、床に落ちた赤い宝玉が粉々に砕けた直後に立ち上がった炎に包まれてしまい気を失った三娘。その後意識を取り戻した彼女がいたのは神々や仙人たちが住まう仙界。そこで三娘は、求婚した相手が自分を迎えに来なかった驚くべき理由を知る。と同時に、三娘の突然の出現により彼女を花嫁に決めた男の弟は、過去に犯した過ちを悔やみながらも彼女への一途な愛に苦悩することに。結婚の約束を交わした龍を待ち続けた娘、兄の妻となる娘を一途に愛し続けた龍の弟。本来ならば決して結ばれることがなかった男女それぞれの切ない思いが交差する大人の中華ファンタジー。【レビュー(WEB公開時】■中国の言い伝えを元に書かれているようなので、とても興味深いし面白いです。(40代・女性)■火龍と三娘の心の動きが繊細に書かれていて、素晴らしく全てのシーンが好きです。(30代・女性)■ストーリーの背景や設定がすごく好きです。火龍が三娘に一途なところも好きです。(30代・女性)■テンプレ通りのと言っては失礼ですが美しく可憐なヒロインとそれを陰から日向から守り愛する男らしいヒーロー。目に浮かぶ美しい世界。作品を読んだ女性ならこのお話を必ず好きになるはず。(30代・女性)【表紙絵(合本版・単行本・文庫)】丑山雨(AmeUshiyama)岐阜県出身の画家、イラストレーター。和装や中華趣味、刺青の少女画をiPadで描く。・タナトスの蒐集匣(新潮文庫)・香しき蜜毒